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2007.02.15 13:19
「あー、もうっ。退屈だよー」
ソファーに寝転がっていたシルビアはそう叫ぶと足をバタバタとさせた。
マリアは箒をはく手を止めて、からかうように言った。
「さっきからそればっかり言ってますよ」
「だってー、お留守番きらいだもん。あたしはやっぱり船の上でとれたての魚を料理したり、甲板から見る夕日にうっとりしたりするのが好きだなー」
マリアの顔が少し曇ったのを見て、シルビアはあせった。海賊に襲われて家族を失ったマリアに海の話は禁物だったのだ。
「あ、でもね、たまに嫌な時もあるよ。ネズミが出た時とかさ。ここにいる時はマリアちゃんが毎日お掃除してくれるからヤツラが出てくる心配ないもんね」
慌てて取り繕うとするシルビアにマリアはにっこりと微笑みかけた。
「無理しなくていいですよ。シルビアさんは海の上が大好きなんですよね」
「う、うん」
「だったら、いっぱいお話聞かせてください。わたし、お兄ちゃんとお父さんが帰ってきたときにしてくれるお話大好きだったんですよ。自分も行った気分になれるから。あっ、そうそう。シルビアさんの生まれたアムステルダムのお話とか聞きたいなー」



という書き出しでマリアとシルビアのバレンタインストーリーを書こうとしたけれど、挫折しました。