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2008.03.08 18:31
『提督交代』の続き。

長い前振りにお付き合いくださいましてありがとうございます。
いよいよ本番!

の前に、我が『メリゴは前戯』艦隊の紹介を。

艦隊名の由来は、当ブログ1/29の記事 ガチョウの野望 から。
戦闘開始直後に敵とメリーゴーランドになり、我慢しきれず耐え抜く腕もないのに突っ込む自分への戒めの言葉です。
艦隊名どうする?とスティ君に聞かれ「メリゴは前戯」と答えたら却下される事なくそのまま採用されたのでした。
恥ずかしい。

そんな恥ずかしい名を背負ったメンバーを仲間に入った順に紹介。

代表者・スティルエル/砲術家/カロ/アタッカー
 BCで対人の面白さに目覚める。やるとなったら何時間でもやり続けられる持久力の持ち主。
 外科の多さは驚異的で別名「お医者さん」
 代表者として艦隊をまとめ引っ張っていきかったのであろうが、5対5の模擬経験がほとんどなかったためその座はコーチに譲り、雑務をこなす。

Viki/上級士官/キャノン/提督→提督護衛役
 スティルエルに誘われBCにはまり、気付いたら大会にまで出ることになった対人素人。
 特に何ができるわけではないが、統率と予備帆だけは誰にも負けたくないと変なところにこだわる。
 頭の回転が遅く、その場で文句を言えずに不満をためて後で爆発するという、周囲の人間にとっては大迷惑な人でもある。

尾花ピッチングコーチ/上級士官/キャノン/提督護衛役→提督
 フランス総理艦隊の偵察役でお勉強、自分が沈んだ際の状況をノートにメモする等、非常に研究熱心。
 キャラ名のとおり模擬経験がゼロに近いスティルエル・Vikiのコーチとなりアドバイスをするも反発された可哀相な人。
 風邪をひいているというのに大会2日前に提督を押し付けられる。

Lenneth/フィリバスタ/キャノン/攻撃寄りの提督護衛役
 赤い名前は伊達じゃない。
 艦隊ナンバーワンの実力。攻めて良し守って良しの頼もしいお方。
 上に挙げた3人が疲弊していく中「オラオラオラ」と盛り上げてくれたパワフル娘。

メガマック/砲術家/カロ/アタッカー
 コーチに誘われやってきた5人目の男。我が強く自己主張の激しいメンバーばかりの中、控え目かつ場を和ませる発言に癒される。
 が、自分が決めた時間にはきっちりログアウト。「リアルだいじに」を実践できるこの男。
 メンバー中一番の我の強さを持っているのかもしれない。

並びは、コーチ・Viki・Lenneth・メガマック・スティルエルの順。
 

それでは、本編。

の前に、一つお断りを。
試合内容を書く際に対戦相手の方々の敬称を略させていただきます。
実際にその時に思った事をそのまま書くので、勘違い・思い込み・偏見等々、失礼な描写が出てくるかと思います。
上記二点、なにとぞご容赦くださいませ。


では、どうぞ。




長くつらい練習期間を経てようやくこの日がやってきた。

2/23
六カ国模擬−能登チャンピオンカーニバル−ポルトガル予選開催日

この日、私は浮かれていた。

今日が終われば好きな事いろいろできる!
香辛料運んでロリゲ造るぞー。
スキルブックに調理ぶちこんで速射とって貫通上げに東南アジア行くぞー。
あー、PFの手入れもしなくっちゃ。
忘れちゃいけない、彼氏と冒険もするぞー。

予選が終わった後にやりたい事が、次から次へと浮かんできてワクワクしていた。


焦るな焦るな。終わるまではちゃんと予選の事に集中しよう。

倉庫キャラからこの日のために造りためておいた名匠キャノンを引っ張り出す。
すると、最高貫通1386が5基あるはずだったのに3基しかない!
慌てて生産キャラのNoraでバルパルスタート。

練習期間中、リスボン底模擬開始の22時までずっとNoraで大砲を造っていた。
造り続けていたにもかかわらず、手持ちが3基しかないということは今日1386が出来る可能性はほとんどない。

1つできたらもうけもの。大会まで暇だし火器上げしよっと。できなかったら1386*3に1372*2でいけばいいや。

長期戦を覚悟していたものの、バルパル二往復であっさりと3基連続1386名匠キャノンができる。

今日の運は使い果たした。


しかし、私が使い果たした運は自分のではなくスティ君のだったようだ。


21:30 カサブランカ
メンバー全員が揃う。
30分後にとうとう始まる。

それは不思議な感覚だった。

準備は既に終えているため開始までの時間を持て余していた。
流れる艦隊チャットを眺めながら私はしきりに「今日で終わるんだ」と思っていた。
今日はポルトガル予選。
目標は当然優勝して明日の本戦に出場すること。

うん、それは無理。

優勝候補にあげられる艦隊との実力差をはっきり自覚していた。
ただ、何があるかわからないのが勝負の世界。諦めてはいなかった。
やる気もあった。

ただ、怖いという感情が一切なかった。

room1:Lenneth>まちがえて優勝しちゃおうぜええええw

実力以外の何かがあれば勝ちは転がり込んでくる。

何があるのか、何が起こるのか。わくわくしていた。


21:40 カサブランカ酒場
ポルトガル予選出場チーム数は8。
そのため4チームずつのリーグ戦を行い両リーグ上位2チームで決勝トーナメントが行われる。
組み分けはダイスで決められた。

A1−メリゴは前戯
A2−青帆<トキトゥ・ゆう・KAKA・このか・ころやん>
A3−ELVE<miyan・ニル=ヴァーナ・mora・テナー・モンキー・D・アバレン>
A4−JelliclePirates<カオス、ルースレス、ミッチェル、JIMMY EAT WORLD、悠仁>

優勝候補の模擬団体・青帆、軍事団体・ELVE、そして大手商会Endless Voyageの実戦部隊。

特に青帆は以前の練習で一度も勝てなかった相手である。
どうやら1386キャノンはスティ君のくじ運を吸い取ってできたようだ。

初戦の相手が知らされる。


青帆

***>負けても、その後は気持ち切り替えていこうw
***>どの試合で負けても、次に引きずらないようにしたいねw

一気に負け前提で会話が進むチャットルーム。
それほどまでにこてんぱんにやられた相手。
対策をコーチが指示する。

アウトファイターのころやんに必ず誰か張り付いて、フリーにさせない。

スティ君がその役をかって出る。
任せた。
私はコーチを守るだけだ。


21:59 カサブランカ出港
8艦隊がいっせいに出る。
参加者・運営スタッフだけでなく見学者もたくさん。
それぞれの艦隊が割り振られた番号を言う。
大海戦のような光景に、心底コーチに提督を代わってもらってよかったと思った。
私では戦闘開始位置に着くまでに疲れきってしまっただろう。

しかし、それはコーチも同じ事。
二日前に提督を押し付けられ、物事をきっちり自分で把握したい性格なのに代表者ではないため代表者チャットには入っていない。
しかも風邪をひいている。

心配だった。


22:02 初戦 vs 青帆 戦闘開始

ライン際を目指すコーチ。
きっちりコーチの視野に入るよう後ろをついていく。

あれ?

違和感があった。

青帆硬くないか?

船が硬いということではない。動きが硬いのだ。

様子見している?私たちの?自分達の?
それともプレッシャー?

事前の練習で一度も負けていない相手。
勝って当たり前。
そして初戦。

青帆にとって考えてみれば嫌な艦隊かも?

ただ単に最初に落ちる事への恐怖があるのかもしれない。
それはきっと上級者になればなるほど強くなる。

興奮した。

強くてまったく歯が立たなかった相手も同じ人間なんだ。
勝ちたいと思う時。
負けたくないと思う。体が硬くなる。普段何も考えずにできていた事が急にできなくなる。
ずっと練習してきたじゃないか。言い聞かせても、練習は足りていたのか? 不安になる。

最初に出てくる敵はいつも自分自身。


青帆は今、青帆と戦っている。


そんな気がした。

序盤になにか間違いが起きればあるいは……。


リングアウトを警戒してかラインの際に来ない青帆。
互いに停船し向き合う。

やっぱり動きが硬い。慎重すぎる。

そう思った時、青帆が動き出す。
最後尾のころやんが私たちの後ろに回りこむ動きを見せる。応じてスティ君がころやんに近付いていく。
引きずり出された形になったスティ君に青帆は狙いを定め、一気に群がる。

が、ここで青帆の一隻が出遅れる。

スティ君、耐えて。
この一隻落とせば間違いはあるかもしれない。
スティ君、耐えて。

しかし、一瞬遅れて動き出した私たち。
瞬殺できる腕も当然ない。
あっさりと味方に合流される。

くそっ。やっぱうまいなぁ。
あれ、コーチ!?

ふと前を行くコーチを見ると、まっしぐらに機雷をまきながら敵2隻の間に入っていこうとしていた。

うっは、アグレッシブすぎwww
私は怖くてそんなとこ入っていきたくねー。
でもついてくよ!護衛だからね!
つーか、その機雷はなんだ!

ふと茶室で「機雷R10にしてきた!」とコーチが言っていた事を思い出す。

何か策を考えてきたんだな。
コーチ。
後ろはちゃんと守ってるよ。
横からの砲撃はコーチ大丈夫でしょ。
前は、前だけは、自分の責任。
そこは誰にも守ってもらえ……


ころやんの攻撃により、尾花ピッチングコーチの船が撃沈されました!


ころやんの『船首』クリティカルでコーチ撃沈。


ちょwwwwwおまwwwwwwwwww


ころやんが見えていなかった私。
あまりにも頭の中で考えていた事とどんぴしゃな光景に、コーチには申し訳ないと思いつつも、声出して笑った。

コーチいいよコーチ。
我が道を行く感じが素敵だよ。


練習とは違うどこか緊張感が漂う戦闘の中、いつもと変わらない動きを見せたのはころやんとコーチだった。


落ち込むコーチ。
しかし、ここで弱気になってもらっちゃ困る。
艦隊メンバーみんなでころやんがすごいんだと褒めまくり、下ネタをからめながらコーチの気をそらす。
次の試合に向けて士気を高めあう。

そして、次の対戦相手と開始時間が知らされる。


22:40 vs ELVE

私はコーチのためだけに動こうと思っていた。


つづく



↓ごめん、あと3回くらいいくかもw